2019-02-02から1日間の記事一覧
1.幸福について モヤモヤだってそりゃあります。生きている、少しづつ成長しようとしている証拠なの。臭い言い方をすれば、心の新陳代謝なんです。 そうだよね、モヤモヤなんてありすぎてきりないっすよ。 モヤモヤあっても、なるべくスッキリ、シンプルに、…
1.納屋を焼く 冬の鳥が頭上をよこぎっていく。そして、僕はとしをとりつづけていく。 夜の暗闇の中で、僕は時折、焼け落ちていく納屋のことを考える。 よくわからない話だけど、創造の力は強くて、本当にあったように思わせる。 うまくいく創造をして、物を…
1.ガラスの靴 30歳になる、というのは経験した人ならわかるだろうと思うのですが、雰囲気的に人生の一つ上の階にいくということなのですね。自分がもういつまでも若くないのだということを、そこで否が応でも認識させられます。 そうだよね、もうすぐ32にな…
1.バンク くだらないことを延々と話し続ける陣内をよそに、鴨居はビルの陰を飛び越そうと、助走をつけてジャンプした。 助走をつけてジャンプするときは、身軽にしておこう! チルドレン (講談社文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 200…
1.親不孝長屋 なに、かまわねぇ。なまじおれが弱みを隠していたからだ。にんげん 古傷でも大威張りで見せて歩くことだね。そうしなけりゃ、己が己に負けるのだ。 そうだね、隠し通してもしょうがない。物を減らして、自分自身だけで生きていくことがいい。 …